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株式銘柄を業種・産業動向別にスクリーニングするのに便利な定番サイト

株式銘柄を業種・産業動向別にスクリーニングするのに便利な定番サイト Web メディア

個別銘柄のスクリーニングについて

日本国内の市場に上場する企業数は、2020/11/16 時点で、3,728社になる。

機関投資家・個人投資家を問わず、自身のポートフォリオを最良のものにするために、この中から自身のポートフォリオに加える(投資する)に値する企業を探し出さなければならない。

世界に目を向ければ、約50,000社の企業・投資ファンド・REITが存在している。

もはや、1社ずつ自分の目と手で全件調査することは困難な数であるかもしれない。

そこで、投資案件を絞り込み、投資意思決定プロセスを効率化するために、世の中には様々な株式銘柄の抽出方法(スクリーニング)が存在する。

投資家が100人いれば100通りのスクリーニング手法がある。

  1. ファンダメンタルズ分析
  2. SNS等、検索ヒット数
  3. テクニカル分析
  4. IR/適時開示、アナリストレポート(企業や業界などの個別情報)
  5. ニュース(マクロ経済や政治、社会・生活、技術の変化等)
  6. コーポレートアクション(株式分割、株式併合、株式移転・交換、合併等)
  7. 業種分析・産業分析

ここでは、7. 業種分析・産業分析 に含まれる、業種の景気に対するポジションや産業動向から銘柄を探すのに便利なサイトを紹介することにする。

業種・産業ごとに、景気変動に対する株価の感応度が異なることは知られている。

鉄鋼や化学、エネルギーなどは、景気循環株(シクリカル株)として有名で、景気の波ごとに株価は上昇下降を繰り返すことが多い。

一方、食品や情報通信、医薬などは、ディフェンシブ株として有名で、景気変動に対する値動きがあまり大きくなく安定的であることが多い。

(昨今の医薬は、新型コロナによるパンデミックが突発的需給変動を起こしたり、バイオ・創薬の影響が強まり、一概にディフェンシブ株とは言いにくい状況下にある)

業種・産業動向を把握していれば、一から銘柄をボトムアップで探すより、トップダウンであたりを付けながら最良の投資案件を効率的に探し当てられる可能性が高くなる。

業種・産業別株式情報をスクリーニングできる

業種・業界別から探す|バリュートレンド

  • 業界見取り図
    • まず業種を「製造業」「流通・情報通信」「不動産・建設」「金融」「ほか」に大別
    • 各業種を「ディフェンシブ」と「景気循環」に大別
    • 東証33業種 がこの 5×2=10 のセルのどこかに配置される
    • このセルに配置される業種を選択すると、その業種に属する銘柄の一覧が表示
    • 銘柄を選択することで銘柄ごとの詳細情報を閲覧可能になる
  • 業界分類(アクションラーニング) 163業界
    • 東証33業種を163の業界に細分類
    • 各業界平均の「株価成長度」「景気感応度」がアイコン表示されている
    • 業界または業界代表企業のボタンを押下することで銘柄の詳細情報を閲覧可能になる
  • 表示される一覧表は項目で昇順降順の並べ替えができるなど検索性に優れている
  • 企業比較のページもあり、コード、会社名、業種から比較対象を選ぶことが可能
  • 運営会社:株式会社アクションラーニング

業界一覧|業界動向SEARCH.COM

  • このサイト独自の分類「14業種146業界(2021年2月現在)」がなされている
  • 業界の動向、現状、ランキング、シェアなどの情報はすべて有価証券報告書が元になっている
  • 財務数値や平均年収などの業界ランキング、業界内の企業ランキングを調べることができる
  • 産業天気図のアイコン表示と業界や注目企業についての解説が詳細に記述されている
  • 個別銘柄の検索やリンクまではカバーしていない(グラフや文字情報で業界動向を知るには最適)
  • 2021年2月時点で一切の広告の出稿がないすっきりした画面構成
  • 運営者:特に表示なし(個人管理の可能性高い)問い合わせ先あり

簡単業種分析|QUICK Money World

  • 東証33業種の別にシェアマップを表示・検索することが可能
  • シェアマップは、ランキング企業を選択してシェア値の分割合算でグラフを動的に変化できる
  • 表示された個別企業をクリックして銘柄ごとの詳細ページに遷移できる
  • 運営会社:株式会社QUICK

参考

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