イベロアメリカ諸国機構(OEI)追加しました
PR

歴代天皇 Emperors of Japan

歴代天皇 Emperors of Japan リベラルアーツ
「神武天皇」「昭和天皇」「後醍醐天皇」歴代天皇 Emperors of Japan
  1. 天皇の称号について
  2. 神代
    1. 神武天皇
      じんむ
    2. 綏靖天皇
      すいぜい
    3. 安寧天皇
      あんねい
    4. 懿徳天皇
      いとく
    5. 孝昭天皇
      こうしょう
    6. 孝安天皇
      こうあん
    7. 孝霊天皇
      こうれい
    8. 孝元天皇
      こうげん
    9. 開化天皇
      かいか
    10. 崇神天皇
      すじん
  3. 古墳時代
    1. 垂仁天皇
      すいにん
    2. 景行天皇
      けいこう
    3. 成務天皇
      せいむ
    4. 仲哀天皇
      ちゅうあい
    5. 神功皇后
      じんぐうこうごう
    6. 応神天皇
      おうじん
    7. 仁徳天皇
      にんとく
    8. 履中天皇
      りちゅう
    9. 反正天皇
      はんぜい
    10. 允恭天皇
      いんぎょう
    11. 安康天皇
      あんこう
    12. 雄略天皇
      ゆうりゃく
    13. 清寧天皇
      せいねい
    14. 顕宗天皇
      けんぞう
    15. 仁賢天皇
      にんけん
    16. 武烈天皇
      ぶれつ
    17. 継体天皇
      けいたい
    18. 安閑天皇
      あんかん
    19. 宣化天皇
      せんか
    20. 欽明天皇
      きんめい
    21. 敏達天皇
      びだつ
    22. 用明天皇
      ようめい
    23. 崇峻天皇
      すしゅん
  4. 飛鳥時代
    1. 推古天皇
      すいこ
    2. 舒明天皇
      じょめい
    3. 皇極天皇
      こうぎょく
    4. 孝徳天皇
      こうとく
    5. 斉明天皇
      さいめい
    6. 中大兄皇子称制
      なかのおおえのおうじ
    7. 天智天皇
      てんじ
    8. 弘文天皇
      こうぶん
    9. 天武天皇
      てんむ
    10. 持統天皇
      じとう
    11. 文武天皇
      もんむ
  5. 奈良時代
    1. 元明天皇
      げんめい
    2. 元正天皇
      げんしょう
    3. 聖武天皇
      しょうむ
    4. 孝謙天皇
      こうけん
    5. 淳仁天皇
      じゅんにん
    6. 称徳天皇
      しょうとく
    7. 光仁天皇
      こうにん
  6. 平安時代
    1. 摂関政治(藤原頼道まで)
    2. 院政(承久の乱まで)
    3. 桓武天皇
      かんむ
    4. 平城天皇
      へいぜい
    5. 嵯峨天皇
      さが
    6. 淳和天皇
      じゅんな
    7. 仁明天皇
      にんみょう
    8. 文徳天皇
      もんとく
    9. 清和天皇
      せいわ
    10. 陽成天皇
      ようぜい
    11. 光孝天皇
      こうこう
    12. 宇多天皇
      うだ
    13. 醍醐天皇
      だいご
    14. 朱雀天皇
      すざく
    15. 村上天皇
      むらかみ
    16. 冷泉天皇
      れいぜい
    17. 円融天皇
      えんゆう
    18. 花山天皇
      かざん
    19. 一条天皇
      いちじょう
    20. 三条天皇
      さんじょう
    21. 後一条天皇
      ごいちじょう
    22. 後朱雀天皇
      ごすざく
    23. 後冷泉天皇
      ごれいぜい
    24. 後三条天皇
      ごさんじょう
    25. 白河天皇
      しらかわ
    26. 堀河天皇
      ほりかわ
    27. 鳥羽天皇
      とば
    28. 崇徳天皇
      すとく
    29. 近衛天皇
      このえ
    30. 後白河天皇
      ごしらかわ
    31. 二条天皇
      にじょう
    32. 六条天皇
      ろくじょう
    33. 高倉天皇
      たかくら
    34. 安徳天皇
      あんとく
  7. 鎌倉時代
    1. 後鳥羽天皇
      ごとば
    2. 土御門天皇
      つちみかど
    3. 順徳天皇
      じゅんとく
    4. 仲恭天皇
      ちゅうきょう
    5. 後堀河天皇
      ごほりかわ
    6. 四条天皇
      しじょう
    7. 後嵯峨天皇
      ごさが
    8. 後深草天皇
      ごふかくさ
    9. 亀山天皇
      かめやま
    10. 後宇多天皇
      ごうだ
    11. 伏見天皇
      ふしみ
    12. 後伏見天皇
      ごふしみ
    13. 後二条天皇
      ごにじょう
    14. 花園天皇
      はなぞの
    15. 後醍醐天皇
      ごだいご
  8. 南北朝時代
    1. 南朝
    2. 後村上天皇
      ごむらかみ
    3. 長慶天皇
      ちょうけい
    4. 後亀山天皇
      ごかめやま
    5. 北朝
    6. 光厳天皇
      こうごん
    7. 光明天皇
      こうみょう
    8. 崇光天皇
      すこう
    9. 後光厳天皇
      ごこうごん
    10. 後円融天皇
      ごえんゆう
  9. 室町時代
    1. 後小松天皇
      ごこまつ
    2. 称光天皇
      しょうこう
    3. 後花園天皇
      ごはなぞの
    4. 後土御門天皇
      ごつちみかど
  10. 戦国時代
    1. 後柏原天皇
      ごかしわばら
    2. 後奈良天皇
      ごなら
    3. 正親町天皇
      おおぎまち
  11. 安土桃山時代(織豊時代)
    1. 後陽成天皇
      ごようぜい
  12. 江戸時代
    1. 後水尾天皇
      ごみずのお
    2. 明正天皇
      めいしょう
    3. 後光明天皇
      ごこうみょう
    4. 後西天皇
      ごさい
    5. 霊元天皇
      れいげん
    6. 東山天皇
      ひがしやま
    7. 中御門天皇
      なかみかど
    8. 桜町天皇
      さくらまち
    9. 桃園天皇
      ももぞの
    10. 後桜町天皇
      ごさくらまち
    11. 後桃園天皇
      ごももぞの
    12. 光格天皇
      こうかく
    13. 仁孝天皇
      にんこう
    14. 孝明天皇
      こうめい
  13. 近代
    1. 明治天皇
      めいじ
    2. 大正天皇
      たいしょう
    3. 昭和天皇
      しょうわ
    4. 上皇(平成)
      へいせい
    5. 今上天皇(令和)
      れいわ
  14. 参考リンク
  15. あわせて読みたい

天皇の称号について

古代の日本では、ヤマト王権の首長を「大王」(オオキミ)といった。天武朝ごろから中央集権国家の君主として「天皇」が用いられるようになった。「天皇」号が成立したのは7世紀後半、大宝律令で「天皇」号が法制化される直前の天武天皇または持統天皇の時代とするのが通説である。10世紀以降、1000年近く「天皇」号の使用は廃れたが、19世紀初頭に再び使用されるようになり、現在に至っている。

在位中の天皇は、帝、御門(みかど)、禁裏(きんり)、内裏(だいり)、禁中(きんちゅう)、御所(ごしょ)などと呼ばれた。当代の天皇は「当今の帝(とうぎんのみかど)」などとも呼ばれ、譲位した太上天皇は「上皇」と略称され、「仙洞」や「院」などともいった。

皇室の当主として政務の実権を握った天皇または太上天皇(上皇)を指す用語として「治天の君」がある。

話題にする際の呼称については、一般的に、「皇上」「聖上」「聖主」「主上」「天子」などが用いられてきたが、明治中期頃になり、「天皇(陛下)」という呼称が定着してくる。

特に外交においては、古代から、「日本国皇帝」も用いられる。

神代

氏名

在位期間

事績

1代

神武天皇
じんむ

神武天皇

天照大御神の五世孫

660 B.C. – 585 B.C.

神武天皇元年1月1日 – 神武天皇76年3月11日

神武東征

神武天皇東征之図

2代

綏靖天皇
すいぜい

綏靖天皇

神武天皇の第三皇子

581 B.C. – 549 B.C.

綏靖天皇元年1月8日 – 綏靖天皇33年5月10日

欠史八代の1人

タギシミミの反逆

3代

安寧天皇
あんねい

安寧天皇

綏靖天皇の皇子

549 B.C. – 511 B.C.

綏靖天皇33年7月15日 – 安寧天皇38年12月6日

欠史八代の1人

磯城県主クロハヤの館で生まれる

片塩浮孔宮(かたしおのうきあなのみや)に都を移す

4代

懿徳天皇
いとく

懿徳天皇

安寧天皇の第二皇子

510 B.C. – 477 B.C.

懿徳天皇元年2月4日 – 懿徳天皇34年9月8日

欠史八代の1人

食国政申大夫の出雲色命を大臣とする

5代

孝昭天皇
こうしょう

孝昭天皇

懿徳天皇の皇子

475 B.C. – 393 B.C.

孝昭天皇元年1月9日 – 孝昭天皇83年8月5日

欠史八代の1人

6代

孝安天皇
こうあん

孝安天皇

孝昭天皇の第二皇子

392 B.C. – 291 B.C.

孝安天皇元年1月7日 – 孝安天皇102年1月9日

欠史八代の1人

7代

孝霊天皇
こうれい

孝霊天皇

孝安天皇の皇子

290 B.C. – 215 B.C.

孝霊天皇元年1月12日 – 孝霊天皇76年2月8日

欠史八代の1人

8代

孝元天皇
こうげん

孝元天皇

孝霊天皇の皇子

214 B.C. – 158 B.C.

孝元天皇元年1月14日 – 孝元天皇57年9月2日

欠史八代の1人

9代

開化天皇
かいか

開化天皇

孝元天皇の第二皇子

158 B.C. – 98 B.C.

孝元天皇57年11月12日 – 開化天皇60年4月9日

欠史八代の1人

10代

崇神天皇
すじん

崇神天皇

開化天皇の第二皇子

97 B.C. – 30 B.C.

崇神天皇元年1月13日 – 同68年12月5日

詔を発して万世一系を謳った

四道将軍を派遣して全国を教化すると宣言

戸口を調査して初めて課役を課した

任那が使者として蘇那曷叱知(そなかしち)を遣わしてきた

古墳時代

3世紀中頃 – 7世紀頃
『日本書紀』や『古事記』による文献上の大和時代
推定・比定される天皇在位期間と記紀の記述には不一致があるため、便宜的に垂仁天皇以降を古墳時代とする

氏名

在位期間

事績

11代

垂仁天皇
すいにん

垂仁天皇

崇神天皇の第三皇子

29 B.C. – A.D. 70

垂仁天皇元年1月2日 – 垂仁天皇99年7月1日

狭穂彦の謀反

12代

景行天皇
けいこう

景行天皇

垂仁天皇の第三皇子
日本武尊(ヤマトタケル)の父

71 – 130

景行天皇元年7月11日 – 同60年11月7日

美濃行幸

美濃行幸

13代

成務天皇
せいむ

成務天皇

景行天皇の第四皇子

131 – 190

成務天皇元年1月5日 – 同60年6月11日

諸国に国造と稲城を置き山河で国境を定めた

14代

仲哀天皇
ちゅうあい

仲哀天皇

日本武尊の第二子

192 – 200

仲哀天皇元年1月11日 – 同9年2月6日

熊襲討伐

神功皇后
じんぐうこうごう

神功皇后

仲哀天皇の皇后

201 – 269

神功皇后元年10月2日 – 神功皇后69年4月17日

初めての摂政

15代

応神天皇
おうじん

応神天皇

仲哀天皇の第四皇子
母は神功皇后

270 – 310

応神天皇元年1月1日 – 同41年2月15日

和邇吉師(王仁)によって論語(儒教)と千字文(漢字)が伝わった

16代

仁徳天皇
にんとく

仁徳天皇

応神天皇の第四皇子

313 – 399

仁徳天皇元年1月3日 – 同87年1月16日

聖帝の治世

17代

履中天皇
りちゅう

履中天皇

仁徳天皇の第一皇子

400 – 405

履中天皇元年2月1日 – 同6年3月15日

諸国に国史(ふみひと)と呼ばれる書記官を設置

18代

反正天皇
はんぜい

反正天皇

仁徳天皇の第三皇子
履中天皇の同母弟

406 – 411

反正天皇元年1月2日 – 同5年1月23日

兄弟継承した初の天皇

19代

允恭天皇
いんぎょう

允恭天皇

仁徳天皇の第四皇子
反正天皇の同母弟

412 – 453

允恭天皇元年12月 – 同42年1月14日

氏姓制度の改革

20代

安康天皇
あんこう

安康天皇

允恭天皇の第二皇子

453 – 456

允恭天皇42年12月14日 – 安康天皇3年8月9日

暗殺されたと明確に記された最初の天皇

21代

雄略天皇
ゆうりゃく

雄略天皇

允恭天皇の第五皇子

456 – 479

安康天皇3年11月13日 – 雄略天皇23年8月7日

考古学で存在が確認された最古の天皇

地方豪族を武力でねじ伏せて帝権を飛躍的に拡大、強力な専制君主として君臨

吉備氏の乱

養蚕の推奨

新羅への出兵

呉(南朝)への遣使(倭王武?)

22代

清寧天皇
せいねい

清寧天皇

雄略天皇の第三皇子

480 – 484

清寧天皇元年1月15日 – 同5年1月16日

白髪山古墳

白髪山古墳

23代

顕宗天皇
けんぞう

顕宗天皇

履中天皇の孫

485 – 487

顕宗天皇元年1月1日 – 同3年4月25日

父の市辺押磐皇子が大泊瀬皇子(後の雄略天皇)に殺されると兄の億計王(後の仁賢天皇)と共に地方に逃れる

24代

仁賢天皇
にんけん

仁賢天皇

履中天皇の孫
顕宗天皇の同母兄

488 – 498

仁賢天皇元年1月5日 – 同11年8月8日

父の市辺押磐皇子が大泊瀬皇子(後の雄略天皇)に殺されると弟の弘計王(後の顕宗天皇)と共に地方に逃れる

25代

武烈天皇
ぶれつ

武烈天皇

仁賢天皇の子

488 – 498

仁賢天皇11年12月 – 武烈天皇8年12月8日

大伴金村を大連とする

法令を用いて厳正に訴訟を取り扱った

『日本書紀』では異常性癖(異常行動)が記されている

26代

継体天皇
けいたい

継体天皇

応神天皇の5世の子孫(来孫)

507.3.3 – 531.3.10

継体天皇元年2月4日 – 継体天皇25年2月7日

武烈天皇崩御後、越前国高向から迎えられる

527: 磐井の乱起る

27代

安閑天皇
あんかん

安閑天皇

継体天皇の長子

531.2.7 – 535.12.17

継体天皇25年2月7日 – 安閑天皇2年12月17日

66歳にして即位したが、わずか4年で崩御

531: 辛亥の変(継体・欽明朝の内乱)による2朝並立の説もあり

28代

宣化天皇
せんか

宣化天皇

継体天皇の第二子

536.1 – 539.3.15

宣化天皇元年12月 – 宣化天皇4年2月10日

満69歳にして即位

筑紫の官家の整備

大伴金村に命じて新羅に攻められている任那に援軍を送る

ca.536: 蘇我稲目を大臣に任命、子の蘇我馬子以降続く蘇我氏の全盛の礎が築かれる

29代

欽明天皇
きんめい

欽明天皇

継体天皇の嫡男

539.12.30 – 571.5.24

宣化天皇4年12月5日 – 欽明天皇32年4月15日

540: 大伴金村が失脚

552: 百済から仏像と経文が伝来(日本への本格的な仏教伝来)

562: 新羅が任那を滅ぼす

30代

敏達天皇
びだつ

敏達天皇

欽明天皇の第二皇子

572.4.30 – 585.9.14

敏達天皇元年4月3日 – 敏達天皇14年8月15日

ca.578: 金剛組が宮大工の集団として発足

ca.585: 物部守屋が天皇に働きかけ、仏教禁止令を出させ、仏像と仏殿を燃やさせる

31代

用明天皇
ようめい

用明天皇

欽明天皇の第四皇子

585.10.3 – 587.5.21

敏達天皇14年9月5日 – 用明天皇2年4月9日

崇仏派で仏法を重んじ、王朝において仏教を公認

587: 蘇我馬子・厩戸皇子ら、物部守屋を討滅

32代

崇峻天皇
すしゅん

崇峻天皇

欽明天皇の第十二皇子

587.9.9 – 592.12.12

用明天皇2年8月2日 – 崇峻天皇5年11月3日

588: 飛鳥寺が建立

591: 任那復興軍を筑紫に派遣

592: 蘇我馬子が東漢駒に崇峻天皇を暗殺させる

飛鳥時代

氏名

在位期間

事績

33代

推古天皇
すいこ

推古天皇

欽明天皇の皇女
敏達天皇の異母妹で妃
崇峻天皇の異母姉
(神功皇后を含まない)日本史上最初の女性天皇

593.1.15 – 628.4.15

崇峻天皇5年12月8日 – 推古天皇36年3月7日

593: 甥の厩戸皇子を皇太子・摂政とする

厩戸皇子 聖徳太子

603: 冠位十二階の制定

604: 十七条憲法

607: 小野妹子を隋に派遣

620: 『天皇記』『国記』を編纂

34代

舒明天皇
じょめい

舒明天皇

敏達天皇の孫

629.2.2 – 641.11.17

舒明天皇元年1月4日 – 舒明天皇13年10月9日

630: 第一回遣唐使

637: 蝦夷が反乱したため、上毛野形名を将軍として討たせる

35代

皇極天皇
こうぎょく

斉明天皇

敏達天皇の曾孫
舒明天皇の皇后
重祚して斉明天皇

642.2.19 – 645.7.12

皇極天皇元年1月15日 – 皇極天皇4年6月14日

643: 蘇我入鹿が山背大兄王を攻め自害させる

645: 乙巳の変・大化の改新

乙巳の変

中大兄皇子らが宮中で蘇我入鹿を討つ。翌日、入鹿の父の蘇我蝦夷が自害

日本史上初の天皇の譲位(退位)を行う

36代

孝徳天皇
こうとく

孝徳天皇

敏達天皇の曾孫
皇極天皇(斉明天皇)の同母弟

645.7.12 – 654.11.24

皇極天皇4年6月14日 – 白雉5年10月10日

645: 史上初めて元号を立て「大化」とする

鍾匱の制

646: 改新の詔

  • 公地公民
  • 班田収授法
  • 国郡里制

37代

斉明天皇
さいめい

斉明天皇

敏達天皇の曾孫
舒明天皇の皇后
皇極天皇が重祚

655.2.14 – 661.8.24

斉明天皇元年1月3日 – 斉明天皇7年7月24日

史上初の重祚

659: 阿倍比羅夫が粛慎 (みしはせ)を討つ

中大兄皇子称制
なかのおおえのおうじ

天智天皇

舒明天皇の第二皇子
皇極天皇(重祚して斉明天皇)の子

661 – 668.2.20

天智天皇元年 – 天智天皇7年1月3日

663: 白村江の戦い

白村江の戦い

667.4.17 近江大津宮へ遷都

38代

天智天皇
てんじ

天智天皇

舒明天皇の第二皇子
皇極天皇(重祚して斉明天皇)の子

668.2.20 – 672.1.7

天智天皇7年1月3日- 天智天皇10年12月3日

670: 庚午年籍(戸籍)を作成

39代

弘文天皇
こうぶん

弘文天皇

天智天皇の第一皇子

672.1.9 – 672.8.21

天智天皇10年12月5日 – 天武天皇元年7月23日

672: 壬申の乱

壬申の乱

40代

天武天皇
てんむ

天武天皇

舒明天皇と皇極天皇(斉明天皇)の子
天智天皇の同母弟

673.3.20 – 686.10.1

天武天皇2年2月27日 – 朱鳥元年9月9日

皇親政治

681: 飛鳥浄御原令の編纂を命じる

684: 八色の姓を定める

ca.685: 式年遷宮の制が立てられる(690とも)

41代

持統天皇
じとう

持統天皇

天智天皇の娘
天武天皇の皇后・姪

690.2.14 – 697.8.22

持統天皇4年1月1日 – 持統天皇11年8月1日

694: 藤原京に遷る

藤原京

42代

文武天皇
もんむ

文武天皇

天武天皇と持統天皇の孫

697.8.22 – 707.7.18

文武天皇元年8月1日 – 慶雲4年6月15日

701: 大宝律令が完成し、翌年公布

奈良時代

氏名

在位期間

事績

43代

元明天皇
げんめい

元明天皇

天智天皇第四皇女子
持統天皇は父方では異母姉、母方では従姉

707.8.18 – 715.10.3

慶雲4年7月17日 – 和銅8年9月2日

708: 和同開珎を鋳造

和同開珎

710: 平城京に遷都

平城京

712: 『古事記』完成

713: 『風土記』の編纂と好字令(「諸国郡郷名著好字令」)を詔勅

715: 郷里制が実施

44代

元正天皇
げんしょう

元正天皇

元明天皇の娘

715.10.3 – 724.3.3

霊亀元年9月2日 – 養老8年2月4日

718: 藤原不比等らが中心となって養老律令の編纂を始める

720: 『日本書紀』が完成

723: 三世一身法が制定

45代

聖武天皇
しょうむ

聖武天皇

文武天皇の第一皇子
元正天皇の甥

724.3.3 – 749.8.19

神亀元年2月4日 – 天平感宝元年7月2日

729: 長屋王の変

730: 悲田院・施薬院を創設

737: 天然痘の大流行が起こり、藤原四兄弟相次いで没

740: 藤原広嗣の乱が起る

743: 墾田永年私財法

752.5.30 東大寺大仏の開眼法要

東大寺盧舎那仏像

46代

孝謙天皇
こうけん

孝謙天皇

聖武天皇の娘
重祚して称徳天皇

749.8.19 – 758.9.7

天平勝宝元年7月2日 – 天平宝字2年8月1日

757: 橘奈良麻呂の乱

47代

淳仁天皇
じゅんにん

淳仁天皇

天武天皇の皇子・舎人親王の七男
淡路廃帝

758.9.7 – 764.11.6

天平宝字2年8月1日 – 天平宝字8年10月9日

758: 官職の唐風改称

759:『万葉集』成る

769: 藤原仲麻呂の乱(恵美押勝の乱)

藤原仲麻呂の乱 恵美押勝の乱

48代

称徳天皇
しょうとく

孝謙天皇

聖武天皇の娘
孝謙天皇が重祚

764.11.6 – 770.8.28

天平宝字8年10月9日 – 神護景雲4年8月4日

769: 宇佐八幡宮神託事件(道鏡事件)

49代

光仁天皇
こうにん

光仁天皇

天智天皇の孫

770.10.23 – 781.4.30

和銅2年10月13日 – 天応元年12月23日

772: 皇后井上内親王、巫蠱の罪により廃される

平安時代

  • 794年 平安京に遷都
  • 866年 藤原良房が人臣初の摂政に任じられる
  • 887年 藤原基経が関白に任じられる
  • 1087年 堀河天皇に譲位した白河上皇が院政を始める

摂関政治(藤原頼道まで)

年代天皇摂政関白
858年清和
866年応天門の変
良房(外祖父)
876年陽成基経(外伯父)
887年宇多阿衡事件
基経(岳父)
891年寛平の治
897年醍醐
延喜の治
930年朱雀忠平(外伯父)
941年忠平(外伯父)
946年村上忠平(外伯父)
967年冷泉実頼(大伯父)
969年円融実頼(大伯父)
970年伊尹(外伯父)
973年兼通(外伯父)
977年頼忠
984年花山頼忠(岳父)
986年一条兼家(外祖父)寛和の変
990年兼家(外祖父)
道隆(外伯父)
道隆(外伯父)
993年道隆(外伯父)
995年道兼(外伯父)
996年長徳の変
1011年三条
1016年後一条道長(外祖父)
1017年頼通(外叔父)
1020年頼通(外叔父)
1036年後朱雀頼通(外叔父)
1045年後冷泉頼通(外叔父)

院政(承久の乱まで)

年代天皇上皇上皇上皇上皇上皇上皇上皇上皇上皇
1087年堀河白河
1107年鳥羽
1123年崇徳鳥羽
1129年
1142年近衛崇徳
1155年後白河
1156年保元の乱
1158年二条後白河
1165年六条二条
1168年高倉六条
1176年
1179年治承三年の政変
1180年安徳高倉
1181年院政を復活
1183年後鳥羽
1192年
1198年土御門後鳥羽
1210年順徳土御門
1221年仲恭承久の乱
隠岐に配流
承久の乱
土佐に配流

氏名

在位期間

事績

50代

桓武天皇
かんむ

桓武天皇

光仁天皇の第一皇子

781.4.30 – 806.4.9

天応元年4月3日 – 延暦25年3月17日

782: 氷上川継の乱

784: 長岡京を造営

792: 健児の制

794: 平安京へ改めて遷都

平安京

797: 坂上田村麻呂を征夷大将軍に任ずる

坂上田村麻呂

797: 勘解由使の設置

805: 藤原緒嗣と菅野真道による天徳政相論

51代

平城天皇
へいぜい

平城天皇

桓武天皇の第一皇子

806.4.9 – 809.5.18

延暦25年3月17日 – 大同4年4月1日

806: 六道観察使を初めて設置

807:『古語拾遺』成る

807: 伊予親王の変

52代

嵯峨天皇
さが

嵯峨天皇

桓武天皇の第二皇子
平城天皇の同母弟

809.5.18 – 823.5.29

大同4年4月1日 – 弘仁14年4月16日

810: 薬子の変(平城太上天皇の変)

814: 嵯峨天皇がその子女8人に源姓を賜い臣籍降下させる(嵯峨源氏、賜姓源氏の始まり)

53代

淳和天皇
じゅんな

淳和天皇

桓武天皇の第七皇子
嵯峨天皇の異母弟

823.5.29 – 833.3.22

弘仁14年4月16日 – 天長10年2月28日

825: 高棟王に平姓を賜う

831: 滋野貞主が日本最古の類書(百科事典)の『秘府略』1000巻を編纂する

833: 清原夏野ら『令義解』を撰集

54代

仁明天皇
にんみょう

仁明天皇

嵯峨天皇の第二皇子

833.3.22 – 850.5.4

天長10年2月28日 – 嘉祥3年3月19日

838: 小野篁を隠岐国に配流

838: 承和の遣唐使(事実上の最後の遣唐使)

842: 承和の変

55代

文徳天皇
もんとく

文徳天皇

仁明天皇の第一皇子

850.5.4 – 858.10.7

嘉祥3年3月19日 – 天安2年8月27日

ca.850: この頃から班田制の崩壊はじまる

850: 橘嘉智子没、嵯峨天皇の皇后(檀林皇后)、学館院を設立

56代

清和天皇
せいわ

清和天皇

文徳天皇の第四皇子

858.10.7 – 876.12.18

天安2年8月27日 – 貞観18年11月29日

858: 藤原良房を臣下としては初の摂政に任じる(摂関政治の初め)

866: 応天門の変

応天門の変

57代

陽成天皇
ようぜい

陽成天皇

清和天皇の子

876.12.18 – 884.3.4

貞観18年11月29日 – 元慶8年2月4日

883: 源益の殴殺事件(宮中殺人事件)

58代

光孝天皇
こうこう

光孝天皇

仁明天皇の第三皇子

884.3.4 – 887.9.17

元慶8年2月4日 – 仁和3年8月26日

55歳で即位

59代

宇多天皇
うだ

宇多天皇

光孝天皇の第七皇子

887.9.17 – 897.8.4

仁和3年8月26日 – 寛平9年7月3日

887: 阿衡事件(阿衡の紛議)

藤原基経を関白に正式任命

891: 寛平の治

894: 遣唐使派遣が停止

60代

醍醐天皇
だいご

醍醐天皇

宇多天皇の皇子

897.8.4 – 930.10.16

寛平9年7月3日 – 延長8年9月22日

897: 延喜の治

901: 昌泰の変(菅原道真を大宰府へ左遷)

菅原道真

902: 延喜の荘園整理令

905:『古今和歌集』撰進を紀貫之らに命じる

61代

朱雀天皇
すざく

朱雀天皇

醍醐天皇の第十一皇子

930.10.16 – 946.5.23

延長8年9月22日 – 天慶9年4月20日

935-941 承平天慶の乱

62代

村上天皇
むらかみ

村上天皇

醍醐天皇の第十四皇子

946.5.23 – 967.7.5

天慶9年4月20日 – 康保4年5月25日

949: 天暦の治

951:『後撰和歌集』の編纂を下命

63代

冷泉天皇
れいぜい