カリブ諸国連合（ACS）

概要
加盟国
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概要

カリブ諸国連合（ACS: Association of Caribbean States）は、カリブ海沿岸地域のすべての国の間での諮問、協力、協調的行動を促進することを目的として1994年7月に設立された地域機関である。 3年に1回の首脳会合と年1回の閣僚会合（主に外相が出席）を開催しており、事務局はトリニダード・トバゴに設置されている。

スペイン語: Asociación de Estados del Caribe
フランス語: Association des États de la Caraïbe

沿革と活動

1994.7.24　コロンビアのカタルヘナにて設立条約が署名
1995.8.17-18　トリニダード・トバゴのポートオブスペインで第1回ACSサミットを開催
1999.4.16-17　ドミニカ共和国のサントドミンゴで第2回ACSサミットを開催
2001.12.12　ベネズエラ、マルガリータ島で第3回ACSサミットを開催
2005.7.29　パナマ、パナマシティで第4回ACSサミットを開催
2013.4.23-26　ハイチのペシオン・ヴィルで第5回ACSサミットを開催
2014.4.28-30　メキシコのメリダで第6回ACSサミットを開催
2016.6.4　キューバのハバナで第7回ACSサミットを開催
2019.3.29　ニカラグアのマナグアで第8回ACSサミットを開催
2023.5.8-12　グアテマラのアンティグアグアテマラで第9回ACSサミットを開催

目的

ACSの目的は、カリブ諸国が共通に持つ利益を強調し、植民地時代の過去から残された障壁を取り除くよう努めることによって、カリブ海地域の新しい概念を確認することである。具体的には、国家間の貿易を促進し、輸送を強化し、持続可能な観光を開発し、地域の自然災害に対するより大規模かつ効果的な対応を促進することである。加盟国が特定した地域レベルで共通する5つの関心分野（カリブ海の保全、持続可能な観光、貿易・経済、自然災害、交通）に関して政策対話を行っている。

組織

閣僚評議会
理事会
会期間会議
特別委員会
- 貿易発展と対外経済関係に関する特別委員会
- 運輸に関する特別委員会
- 持続可能な観光に関する特別委員会
- 防災特別委員会
- 予算行政特別委員会
事務局

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加盟国

種別	メンバーシップ
加盟国	アンティグア・バーブーダ、バハマ、バルバドス、ベリーズ、コロンビア、コスタリカ、キューバ、ドミニカ国、ドミニカ共和国、エルサルバドル、グレナダ、グアテマラ、ガイアナ、ハイチ、ホンジュラス、ジャマイカ、メキシコ、ニカラグア、パナマ、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、セントビンセント及びグレナディーン諸島、スリナム、トリニダード・トバゴ、ベネズエラ
準加盟	英（ヴァージン諸島）、仏（フランス領ギアナ、グアドループ、マルティニーク、サン・バルテルミー及びサン・マルタン）、オランダ（アルバ、キュラソー、ボネール、サバ、シント・ユータティウス及びシント・マールテン）
オブザーバー国	日本、アルゼンチン、ベラルーシ、ブラジル、カナダ、チリ、エクアドル、エジプト、フィンランド、インド、イタリア、オランダ、韓国、モロッコ、ペルー、ロシア、セルビア、スロベニア、スペイン、トルコ、ウクライナ、英国、ボリビア、カザフスタン、ウルグアイ、UAE、パレスチナ、サウジアラビア