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フランス哲学史 History of French philosophy

フランス哲学史 History of French philosophy リベラルアーツ
「デカルト」「ヴォルテール」「ルソー」「ベルクソン」「 コント」「サルトル」「レヴィ=ストロース」「ジャック・デリダ」フランス哲学史 History of French philosophy

フランス哲学の特徴

人間の現実に即してものを考える人間哲学であり、エスプリをもって人々の生活のありさまを観察し、モラリスト精神を持つ。また、実証科学との密接な結び付きを持つ。そして、表現形式の単純・平明さを心掛ける。

中世

ペトルス・アベラルドゥス Petrus Abaelardus / ピエール・アベラール Pierre Abélard

ルネサンス期

ミシェル・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne

17世紀

合理主義哲学 大陸合理主義 大陸合理論

(イギリス)経験論と対比されて、感覚を介した経験に由来する認識に信をおかず、生得的・明証的な原理から導き出された理性的認識だけを真の認識とする立場。非理性的、経験的、偶然的なものを排し、理性的、論理的、必然的なものを尊重する立場。すべての確実な知識は生得的で明証的な原理に由来すると考える。

ルネ・デカルト René Descartes
デカルトの肖像
フランス=ハルス画(1648年)
バールーフ・デ・スピノザ Baruch De Spinoza
ニコラ・ド・マルブランシュ Nicolas de Malebranche
ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ Gottfried Wilhelm Leibniz
ピエール・ベール Pierre Bayle

ジャンセニスム

人間の原罪の重大性と恩寵の必要性を過度に強調し、予定説からの強い影響を受けたキリスト教思想。ジャン・カルヴァン思想の影響を受けて、救われることが予定付けられている人間は本当に少ないと説いた。

ミシェル・バイウス Michael Baius
  • ジャン・デュヴェルジェ・ド・オランヌ/アベ・ド・サン・シラン Jean Duvergier de Hauranne, the Abbé (Abbot) of Saint-Cyran(1581 – 1643)
ジャン・デュヴェルジェ・ド・オランヌ Jean Duvergier de Hauranne
コルネリウス・ヤンセン Cornelius Jansen
アントワーヌ・アルノー Antoine Arnauld
ブレーズ・パスカル Blaise Pascal
ピエール・ニコル Pierre Nicole
パスキエ・ケネル Pasquier Quesnel
ジャン・ラシーヌ Jean Baptiste Racine

機会原因論

精神にも物体にも独自の作用因を認めず、それを神だけに帰する説。事物はすべて、自力で他のものに働きかける真の原因であることはなく、心と身体の間も、神が一方の状態を機会として他方を変化させるという関係にすぎないと考える。心身間に直接の相互作用を否定し、唯一真なる原因である神が精神あるいは身体の一方を機会原因として他方に働きかけるとする(偶因論)。

コルドモア Géraud de Cordemoy
ゲーリンクス Arnold Geulincx

18世紀

フランス啓蒙思想

従来の封建社会の中でのキリスト教的世界観に対して、合理的な世界観を説き、人間性の解放を目指した思想。あらゆる人間が共通の理性をもっていると措定し、世界に何らかの根本法則があり、それは理性によって認知可能であるとする。自然科学的方法を重視し、理性による認識がそのまま科学的研究と結びつくと考えられ、宗教と科学の分離を促した。

ベルナール・フォントネル Bernard le Bovier de Fontenelle
シャルル=ルイ・ド・モンテスキュー Charles-Louis de Montesquieu
  • ヴォルテール Voltaire / フランソワ=マリー・アルエ François-Marie Arouet(1694 – 1778)
ヴォルテール Voltaire / フランソワ=マリー・アルエ François-Marie Arouet
ピエール=ルイ・モロー・ド・モーペルテュイ Pierre-Louis Moreau de Maupertuis
  • エミリー・デュ・シャトレ/シャトレ侯爵夫人ガブリエル・エミリー・ル・トノリエ・ド・ブルトゥイユ Gabrielle Émilie Le Tonnelier de Breteuil, marquise du Châtelet(1706 – 1749)
エミリー・デュ・シャトレ/シャトレ侯爵夫人ガブリエル・エミリー・ル・トノリエ・ド・ブルトゥイユ Gabrielle Émilie Le Tonnelier de Breteuil, marquise du Châtelet
ジョルジュ=ルイ・ルクレール・ド・ビュフォン Georges-Louis Leclerc, Comte de Buffon
ジュリアン・オフレ・ド・ラ・メトリー Julien Offray de La Mettrie
ジャン=ジャック・ルソー Jean-Jacques Rousseau
エティエンヌ・ボノ・ドゥ・コンディヤック Étienne Bonnot de Condillac
クロード=アドリアン・エルヴェシウス Claude-Adrien Helvétius
ポール=アンリ・ティリ・ドルバック男爵 Paul-Henri Thiry, baron d'Holbach
  • ニコラ・ド・コンドルセ / コンドルセ侯爵マリー・ジャン・アントワーヌ・ニコラ・ド・カリタ Marie Jean Antoine Nicolas de Caritat, marquis de Condorcet(1743 – 1794)
ニコラ・ド・コンドルセ / コンドルセ侯爵マリー・ジャン・アントワーヌ・ニコラ・ド・カリタ Marie Jean Antoine Nicolas de Caritat, marquis de Condorcet
アントワーヌ・ラヴォアジエ Antoine-Laurent de Lavoisier
オランプ・ド・グージュ Olympe de Gouges
  • ラファイエット侯爵マリー=ジョセフ・ポール・イヴ・ロシュ・ジルベール・デュ・モティエ Marie-Joseph Paul Yves Roch Gilbert Du Motier, Marquis De La Fayette(1757 – 1834)
ラファイエット侯爵マリー=ジョセフ・ポール・イヴ・ロシュ・ジルベール・デュ・モティエ Marie-Joseph Paul Yves Roch Gilbert Du Motier, Marquis De La Fayette
アントワーヌ・デシュトゥット・ド・トレーシー Antoine Louis Claude Destutt, comte de Tracy

百科全書派

『百科全書、あるいは科学、技術と工芸の理論的辞書』の編集に携わり、合理主義や懐疑主義に基づく啓蒙思想の普及に努めた。

フランソワ・ケネー François Quesnay
シャルル=マリー・ド・ラ・コンダミーヌ Charles Marie de La Condamine
デュクロ Charles Pinot Duclos
ルイ・ド・ジョクール Louis de Jaucourt
ドゥニ・ディドロ Denis Diderot
ジャン・フランソワ・ド・サン=ランベール Jean François de Saint-Lambert
フランソワ・ヴェロン・デュヴェルジェ・ド・フォルボネ François Véron Duverger de Forbonnais
ジャン=フランソワ・マルモンテル Jean-François Marmontel
グリム Friedrich Melchior, Baron von Grimm
ローヌ男爵アンヌ=ロベール=ジャック・テュルゴー Anne-Robert-Jacques Turgot, Baron de Laune
アンドレ・モルレ André Morellet
  • イボン
  • ペストレ
  • プラド

19世紀

フェリシテ・ロベール・ド・ラムネー / ラムネ Félicité-Robert de Lamennais

フランス・スピリチュアリスム

物質に還元されない精神の「自発性」や「働き」を重んじる。

  • フランソワ=ピエール=ゴンティエ・メーヌ・ド・ビラン François Pierre Gontier Maine de Biran(1766 – 1824)
フランソワ=ピエール=ゴンティエ・メーヌ・ド・ビラン François Pierre Gontier Maine de Biran
アンリ=ルイ・ベルクソン Henri-Louis Bergson
ヴィクトル・クザン Victor Cousin
V・クザン1850年
エティエンヌ・ヴァシュロ Étienne Vacherot
ロワイエ・コラール Antoine-Athanase Royer-Collard
ポール・ジャネ Paul Alexandre René Janet
ジャック・シュバリエ Jacques Chevalier
ジュール・バルテルミー・サン・ティレール Jules Barthélemy-Saint-Hilaire
エミール・ブートルー Étienne Émile Marie Boutroux
モーリス・ブロンデル Maurice Blondel
フェリックス・ラヴェッソン Jean Gaspard Félix Ravaisson-Mollien
ルイ・ラヴェル Louis Lavelle
ルネ・ル・センヌ Ernest René Le Senne

フランス実証主義

先験的ないし神学的・形而上学的な推論を一切排除し、経験的事実にのみ認識の根拠を認める学問上の立場。人類の発展における神学的段階と形而上学的段階の最後に来る実証主義的段階として唱えられた。

アンリ・ド・サン=シモン Claude Henri de Rouvroy, Comte de Saint-Simon
  • イジドール・オーギュスト・マリー・フランソワ・グザヴィエ・コント / オーギュスト・コント Isidore Auguste Marie François Xavier Comte(1798 – 1857)
イジドール・オーギュスト・マリー・フランソワ・グザヴィエ・コント / オーギュスト・コント Isidore Auguste Marie François Xavier Comte

フランス反省哲学

常に精神をその作用およびその産出物において考察することを方法論とし、直観主義に異議を唱える。直観主義に与しない点でスピリチュアリスムとは区別される。

ジュール・ラニョー Jules Lagneau
ポール・リクール Paul Ricoeur

新トマス主義

トマス・アクィナスの神学・哲学を現代に復活させる思想ないし運動。カトリック信仰を前提とし、哲学を神学の下位におき、法と民主主義を遵守して生活することを旨とする。

20世紀