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アメリカ哲学史 History of American Philosophy

アメリカ哲学史 History of American Philosophy リベラルアーツ
「トマス・ペイン」「パース」「エマーソン」「ソロー」「ジェームズ」「デューイ」「ハートショーン」「クーン」アメリカ哲学史 History of American Philosophy

アメリカ哲学の特徴

合衆国建国時代のアメリカ哲学は、主に、ヨーロッパの啓蒙主義の延長から発展したのだと考えられている。その後、アメリカ発祥の哲学として、プラグマティズム超越主義(超絶主義:Transcendentalism)が知られている。

17世紀

十分な教育を受けたピューリタンがニューイングランドに到着したことから始まる。初期のアメリカの哲学は、宗教的伝統 (ピューリタンプロビデンシズム)に基礎がある。個人とコミュニティの関係にも重点を置き、宗教的寛容を旨とし、コミュニティで宗教的均質性が不可欠と主張した。

ジョン・ウィンスロップ John Winthrop
ロジャー・ウィリアムズ Roger Williams
ロジャー・ウィリアムズの彫像

18世紀

第一次大覚醒

ニューイングランドを中心に北東部で起こった宗教再生運動(宗教復興運動、First Great Awakening)。啓蒙主義の自然哲学の影響を受けた改革派ピューリタン・カルヴァン主義の神学に端を発する。

ジョナサン・エドワーズ Jonathan Edwards
ジョージ・ホウィットフィールド/ホイットフィールド George Whitefield

道徳哲学/倫理学

土着のアメリカ啓蒙主義から発展。

サミュエル・ジョンソン Samuel Johnson
  • トーマス・クラップ Thomas Clap/Clapp(1703 – 1767)
ベンジャミン・フランクリン Benjamin Franklin
ベンジャミン・フランクリン(ジョゼフ・デュプレシ画)
ジョージ・メイソン George Mason
  • エズラ・スタイルズ Ezra Stiles(1727 – 1795)
エズラ・スタイルズ Ezra Stiles
ウィリアム・スミス William Smith
ジョン・アダムズ John Adams
トマス・ペイン Thomas Paine
イーサン・アレン Ethan Allen
ジェイムズ・ウィルソン James Wilson
トーマス・ジェファソン/トマス・ジェファソン Thomas Jefferson
アレクサンダー・ハミルトン Alexander Hamilton

スコットランド常識学派

長老派系の大学(例:プリンストン大学)の教養科目として幅広く利用された。

ジョン・ウィザースプーン John Witherspoon
ベンジャミン・ラッシュ Dr. Benjamin Rush
ノア・ポーター Noah Thomas Porter III
  • ジェームズ・マコッシュ James McCosh(1811 – 1894)
ジェームズ・マコッシュ James McCosh
チャールズ・サンダース・パース Charles Sanders Peirce

19世紀

超越主義/超絶主義

19世紀アメリカ・ロマン主義思想。客観的な経験論よりも、主観的な直観を強調する。暗い正統的ピューリタニズムや、理性的で冷たいユニタリアニズム(ユニタリアン教)に反抗し、人間の内面の神聖さ、神・自然との交流、個人の無限の可能性など、人間の明るい側面を主張し、日常的経験を「超絶」した直感による真理の把握を訴えた。

コンバース・フランシス Convers Francis
エイモス・ブロンソン・オルコット Amos Bronson Alcott
ジョージ・リプリー George Ripley
ウィリアム・ヘンリー・ファーネス William Henry Furness
オレステス・ブラウンソン Orestes Augustus Brownson
ラルフ・ワルド・エマーソン Ralph Waldo Emerson
エマーソン1857年
ナサニエル・ホーソーン/ホーソン Nathaniel Hawthorne
エリザベス・ピーボディ Elizabeth Palmer Peabody
フレデリック・ヘンリー・ヘッジ Frederic Henry Hedge
マーガレット・フラー Sarah Margaret Fuller
セオドア・パーカー Theodore Parker
ウィリアム・ヘンリー・チャニング William Henry Channing
ジェームズ・フリーマン・クラーク James Freeman Clarke
シルベスター・ジャッド Sylvester Judd
  • ジョーンズ・ヴェリー Jones Very(1813 – 1880)
ジョーンズ・ヴェリー Jones Very
クリストファー・パース・クランチ Christopher Pearse Cranch
ジョン・サリバン・ドワイト John Sullivan Dwight
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー Henry David Thoreau
ウィリアム・エラリー・チャニング William Ellery Channing II
ハーマン・メルヴィル Herman Melville
ウォルト・ホイットマン Walter Whitman
ウォルト・ホイットマン(1887年)
ルイーザ・メイ・オルコット Louisa May Alcott
クリス・マッキャンドレス Christopher Johnson McCandless

プラグマティズム 実用主義 道具主義 実際主義

認識の形而上学的な基礎づけを排し、その妥当性を行為の効果に求める。真理と価値の追求とを社会的協働の中に求める。

  • ジョサイヤ・ロイス Josiah Royce(1855 – 1916)
ジョサイヤ・ロイス Josiah Royce
ジョージ・サンタヤーナ / サンタヤナ George Santayana
『タイム』(1936年)より

前期 形而上学クラブ

西欧の伝統的な抽象的・観念論な哲学(形而上学)を離れ、新たな思想を作り出そうとした。ダーウィンの進化論とキリスト教との対立の折衷に苦心する中で、実生活の行動と結びついた思想を模索していく。

チャンシー・ライト Chauncey Wright
チャールズ・サンダース・パース Charles Sanders Peirce
オリバー・ウェンデル・ホームズ・ジュニア Oliver Wendell Holmes, Jr.
オリバー・ウェンデル・ホームズ・ジュニア(1924年)
ウィリアム・ジェームズ William James
1890年代のジェームズ
  • ジョーゼフ・ウォーナー

後期 シカゴ学派

進化論の影響、科学主義、相対論物理学の影響という特徴があり、行為者を彼の周囲の環境から影響を受けている社会的な存在としてみる。

ジョン・デューイ John Dewey

20世紀

ネオプラグマティズム

言葉の意味とは、言葉がいかに使用されるかを定める機能のことであり、人々が言葉によって記述しようと意図するものを表すわけではない、と主張

ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン Willard van Orman Quine
ヒラリー・パトナム Hilary Whitehall Putnam
リチャード・マッケイ・ローティ Richard McKay Rorty

ニューリアリズム/新実在論

、ジョン・ロックの認識論的二元論と古い形態の実在論の拒絶。

プロセス哲学/プロセス神学

「現実の本質とは何か」という問について、時間の現れの〈プロセス〉即ち変化や発達に答を見出す。「有機体論の哲学」とも呼ばれる。アメリカで発生した「プロセス哲学」と結びつける形で、世俗神学に対抗するものとしての神学を再建するプロセス神学が起った。

チャールズ・ハートショーン Charles Hartshorne
  • ノーマン・ピッテンガー
  • シュバート・オグデン
ジョン ボズウェル コブ ジュニア John Boswell Cobb, Jr.
  • ユージン・H・ピーターズ Eugene H. Peters
デヴィッド・レイ・グリフィン David Ray Griffin

アリストテレス哲学

モーティマー・アドラー Mortimer Jerome Adler

分析哲学

超越的な思弁によるのではなく、経験主義的意味論の立場からの言語の論理的・社会的分析によるアプローチを図る哲学。