連産品と副産物 Joint Products & Byproducts
連産品/副産物とは
どちらも共通するのは、共通の原材料を投入し、共通の一続きの工程を共有して生産される2種類以上の製品であることだ。
異なる点は、相互にどちらが主副かを明確に区別できないものは「連産品」で、明確に主副(主従)の違いが分かるもののうち、副(従)の方を「副産物」と呼ぶ。
連産品とは、同一工程において同一原料から生産される異種の製品であって、相互の主副を明確に区別できないものをいう。
二九 連産品の計算|原価計算基準
副産物とは主産物の製造過程から必然に派生する物品をいう。(中略)作業くず、仕損品等の処理および評価は、副産物に準ずる。
二八 副産物等の処理と評価|原価計算基準
連産品原価の配賦 Allocation of Joint Costs
分離点(splitt-off point)より以前に連産品原価(joint costs)をそれぞれの連産品(副産物)に配賦する。必要に応じて、追加加工費を考慮する。
US-GAPP
正常市価按分法
正味実現可能価額按分法 (NRV)
物量基準按分法
平均売上総利益率法
J-GAPP
正常市価按分法
正味実現可能価額按分法 (NRV)
物量基準按分法
平均売上総利益率法
みなし副産物法
等価係数按分法
「原価計算基準」に説明が明記されている方法
正常市価按分法
正味実現可能価額按分法 (NRV)
みなし副産物法
副産物の原価計算 Byproducts Costing
原価計算処理
- 生産法(Production method)
- 売上法(Sales method)
- 単純売上処理法
- 連産品原価控除法
- 控除額非配賦法
- 控除額配賦法
「原価計算基準」で説明のあるNRVの算定パターン
- 即時売却
- 追加加工のうえ売却
- 自家消費
- 自家消費+追加加工
石油情報センター
https://astamuse.com/ja/keyword/12124153
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